ヤンキース指揮官 頭の痛い守備シフトに苦言「自分なら禁止にする」

[ 2016年4月28日 11:23 ]

ヤンキースのジョー・ジラルディ監督 (AP)

 ヤンキースのジョー・ジラルディ監督(51)が「自分がコミッショナーなら禁止にする」と守備シフトに苦言を呈している。

 昨季のデータを見てみると、ヤンキースは全打席の約30パーセントで相手チームに守備シフトを敷かれており、これは他球団に比べると12パーセント多い。今季もその状況は変わらず、ジラルディ監督は「まるでバスケットボールのようで、ルール違反だ」と渋い顔。さらに「グラウンドというものは内野に左右2人づつ配置されるように設計されている」と持論を主張した。

 ヤンキースは25日のレンジャーズ戦で、先発のイオバルディが6回まで無安打投球。しかし、7回に本来は遊ゴロの当たりを守備シフトを敷いたために左前打とされてしまった。自身の采配で大記録を消してしまう結果となり、指揮官は余計に守備シフトが憎らしかったのかもしれない。

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