また沢村打たれた…巨人・菅野　８回１失点も白星消えた

＜神・巨＞９回１死二、三塁、沢村は代打・原口に同点の中犠飛を打たれる

セ・リーグ 巨人３―３阪神

（4月28日 甲子園）
　巨人・菅野が８回１失点の好投も、２点リードの９回に守護神・沢村が同点に追いつかれ、４勝目はお預けとなった。

　菅野は５回に失策絡みで連続イニング無失点が「３０」で止まるも、自己最多タイ１２三振を奪い、８回１失点と勝ち投手の権利を手にバトンを渡した。

　しかし、守護神の沢村が大乱調。先頭のゴメスにソロを被弾し１点差。北條と代打・江越の安打で１死二、三塁から代打・原口のプロ初打点となる中犠飛で同点に追いつかれた。

　菅野は７回無失点だった前回２２日のＤｅＮＡ戦（東京Ｄ）でも、１―０の９回に沢村が同点ソロを被弾し、白星を手放す形となっており、「勝つために僕を送り出してくれていると思う。自分が情けない」と沢村。試合は延長戦に突入、そのまま３―３で引き分けた。