大谷 オール流し打ち3号 自己最速ペース「引っ張る必要ない」

[ 2016年4月28日 06:19 ]

<日・楽>初回2死二、三塁、左越え3ランを放つ大谷

パ・リーグ 日本ハム7―6楽天

(4月27日 札幌D)
 日本ハムの大谷が初回に一時逆転の3号3ランを左翼席へ叩き込んだ。

「カットボールを狙ってたので少し振り遅れたけど、振り切ることができた」。投手として5戦勝ちなしと苦しみ、24日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)では右手中指のマメを悪化させて途中降板。マメが打撃に影響ないとはいえ10試合35打席ぶりの一発で存在感を示した。今季の3本塁打は全て左翼方向で「(打球は)勝手に飛ぶので。厳しく内角に来た時も払える余裕さえあれば引っ張る必要はない」と手応えを口にした。

 ≪自己最速ペース≫大谷(日)が3号3ラン。4月27日、チーム26試合目での3号到達は、昨季の5月19日、41試合を抜く自己最速ペースだ。また、3号までの明細を見ると、球場は全て札幌ドームで方向は左→左中→左と3本とも流し打ち。札幌Dでシーズン3本は14年に並ぶ自己最多本数。逆方向への3本は、筒香(D)、デスパイネ(ロ)の各4本に次ぐ今季両リーグ3位タイになった。なお、自身の年度別の本塁打方向を調べると、左翼方向は14年の5本(左3本、左中2本)が最多となっており、更新しそうな勢い。

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2016年4月28日のニュース