マエケン二刀流?代打待機も出場なし 日本では経験なし

[ 2016年4月11日 05:30 ]

ジャイアンツ戦で8回を投げ終えたカーショー(左)をベンチで迎えるドジャース・前田(右上)

ナ・リーグ ドジャース3―2ジャイアンツ

(4月9日 サンフランシスコ)
 マエケンも「二刀流」?6日パドレス戦のメジャー初登板で本塁打を放ったドジャースの前田が9日(日本時間10日)、代打での出場に備えた。ベンチ入り野手13人を使い切った総力戦。延長戦でデーブ・ロバーツ監督から準備を指示された。

 結局、延長10回に3―2で競り勝って出番はなかったが同監督は「試合が続いていたら2人目の代打にケンタ(前田)を使うつもりだった」と話した。前田は広島時代に代打出場はなく「(代打で)ネクストバッターズサークルに行って試合終了になったことはある。日本の延長は12回までなので(野手を)使い切ることはなかなかない」と苦笑い。大リーグでは引き分けがなく、日本人投手では09年ブレーブスの川上が2度、代打出場している(いずれも空振り三振)。今後、前田も実現する可能性は十分ある。

 前田は試合前に15球の投球練習。12日(同13日)のダイヤモンドバックス戦先発に備えた。

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2016年4月11日のニュース