ベテラン荒木奮闘初猛打賞 2000安打まで残り99

[ 2016年4月11日 05:30 ]

<中・巨>6回裏1死二、三塁、荒木は中前に勝ち越し適時打を放つ

セ・リーグ 中日2-7巨人

(4月10日 ナゴヤD)
 逆転負けで中日の連勝は4でストップ。そんな中で、21年目ベテラン荒木が今季初適時打&初猛打賞と気を吐いた。

 1―1の6回1死二、三塁。田原誠の初球直球を中前へ運んだ。この日3安打目が今季初適時打で初打点。これで2000安打まで残り99本。2000試合出場を達成した9日は、好機で凡退していただけに「なんとか打てて良かった。打撃部門は1つ数字がつけば落ち着いてくる。いい形で(12日から)広島に行ってやりたい」とほっとした笑みを浮かべた。

 しかし投打がかみ合わない。これまで奮投していた中継ぎ陣がつかまった。先発ネイラーの後を受け7回1死一、二塁で登板した又吉が立岡、坂本に連続適時打を浴び2失点。続く小川も流れを止められず、一気に6点を奪われた。

 谷繁監督は「リリーフ陣はこれまでよく頑張ってくれたので、責めるつもりはない」とかばったものの、「荒木の後でもう1点というところ。そうしたら違う展開になった」と今季5度目の2桁、14残塁を記録した打線には厳しかった。(細川 真里)

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2016年4月11日のニュース