ボンズ氏 ナショナルズ主砲ハーパーを語る「まだ自分とは比較できない」

[ 2016年4月11日 13:25 ]

マーリンズのバリー・ボンズ打撃コーチ (AP)

 マーリンズのバリー・ボンズ打撃コーチ(51)がナショナルズの主砲として活躍するブライス・ハーパー外野手(23)について口を開いた。米国のNBCスポーツが10日に報じている。

 ボンズ打撃コーチは現役時代、22年間でメジャー歴代1位となる通算762本塁打を記録。一方のハーパーは10日現在、通算99本塁打をマークし、史上8番目の若さでの通算100本塁打はすぐ目の前に近づいている。

 ハーパーの圧倒的な打撃は、ボンズ打撃コーチの現役時代とかぶる部分もあるが、同コーチはこれについて問われると「打席の彼は野獣のような存在。でも、まだ自分と比較することはできないね」とコメント。「比較するのはまだ先の話」と続け、今季がメジャー5年目とキャリアが浅いハーパーと自分を比べるのは時期尚早であるとメディアに釘を刺した。

 そうは言うものの、メジャーリーグの本塁打王はハーパーの才能を高く評価。「すごい選手の一人で、彼の打撃を見ていると、畏怖の念にかられる。そんな選手はそういないよ」と最大限の賛辞を送っていた。

 この言葉を受け、ハーパーは地元紙ワシントン・ポストに対し、「地球上で最も偉大な打者。バットスイング、試合へのアプローチの仕方、打席での心構えなどには誰もが憧れを抱いたものさ」とボンズ打撃コーチについて語っている。

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