巨人・大累とハム乾が交換トレード 北海道出身の大累「1軍で活躍を」

[ 2016年4月11日 14:58 ]

交換トレードが成立した巨人の大累進内野手(左)と日本ハムの乾真大投手

 巨人の大累進内野手(25)と日本ハムの乾真大投手(27)との交換トレードが成立し、11日、両球団から発表された。

 内野手の層を厚くしたい日本ハムと、左投手の強化を目指す巨人との思惑が一致した。

 北海道出身の大累は俊足が武器。2013年、道都大からドラフト2位で巨人に入団。1軍では同年、2試合に出場も打席には立っていない。球団を通じて大累は「3年ちょっとの短い間でしたが、とてもいい環境、監督、コーチ、選手に恵まれ、成長することができました。日本ハムでは絶対に1軍で活躍したいと思います」と巨人ファンやスタッフに感謝の思いをつづった。日本ハムでの背番号は未定。

 巨人に加入する乾は11年、東洋大からドラフト3位で日本ハムに入団。1軍では中継ぎで通算67試合に登板して1勝2敗、防御率5・86。今季の1軍登板はなし。背番号は「60」となる予定。乾は日本ハムファンに「入団から6年目、北海道と鎌ケ谷でお世話になりました。たくさんの思い出があり、その中でもファンの皆様と一緒に優勝を分かち合えたことが一番の思い出です。チームは変わりますが、ファイターズで培ってきたことを胸に新天地でも努力していきたいと思います。ありがとうございました」とあいさつした。

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2016年4月11日のニュース