楽天・リズ　実戦初登板で１回無失点、走者出すも併殺で切り抜け

＜楽・西＞９回１イニングを抑えたリズ

オープン戦 楽天１―８西武

（3月3日 倉敷）
　楽天のラダメス・リズ投手（３２）が３日の西武戦（倉敷）で実戦初登板。９回の１イニングを投げ、１安打１四球ながら無失点に抑えた。

　先頭・水口にファウルで粘られ、９球目の直球を左前に運ばれると、１死から熊代を四球で歩かせ、一、二塁。だが、最後は鬼崎を遊ゴロ併殺に仕留め、ピンチを切り抜けた。「何よりもまず、試合に出られる楽しみを持ってマウンドに上がった」と来日初登板を上機嫌で振り返ったリズに対し、梨田監督は「初登板なので合格点。８回くらいを任せられたら」とセットアッパーとして期待。

　右腕は「コントロールはまだまだ修正が必要」としながらも「先発投手としてやってきたので、ブルペンで投げる球数とかも違うが、新しい経験として楽しみ」と勝利の方程式を担う覚悟を見せた。