西武・浅村2安打2打点、田辺監督評価「ミートに徹した結果」

[ 2016年3月3日 18:58 ]

オープン戦 西武8―1楽天

(3月3日 倉敷)
 西武の浅村栄斗内野手が、3日の楽天とのオープン戦(倉敷)で2安打2打点と活躍した。初回1死満塁で先制の2点適時中前打を放つと、3回の2打席目も右中間に二塁打を放った。宮崎・南郷キャンプを打ち上げると、中村や栗山らとともに高知・春野でのB班で個別調整を続けてきた。この日が1軍合流初戦で、田辺監督も「素直に打ち返せている。しっかりミートに徹した結果だね」と目を細めてた。

 キャンプ中から強振だけではなく、センターから逆方向への打撃に取り組んできた。「三振を減らすことがチームのテーマだし、自分のテーマでもある。毎年そうだけど、打率と打点にこだわりたい」。キャンプ中には橋上作戦コーチからも「状況に応じた打撃を心がけてほしい」と声を掛けられ、打撃の確実性は着実にアップしている。浅村は「まだ始まったばかり。ここから実戦で結果を重ねていって、手応えにしていきたい」と表情を引き締めていた。

続きを表示

2016年3月3日のニュース