西武開幕投手・雄星、オコエに打たれるも…5回4安打1失点

[ 2016年3月3日 15:18 ]

<楽・西>先発し、5回1失点の菊池

オープン戦 西武―楽天

(3月3日 倉敷)
 プロ7年目で初の開幕投手を務める西武の菊池雄星投手(24)が3日、楽天とのオープン戦に先発し、5回で70球を投げて4安打1失点、3三振2四球。初回に連打を許して1点を失ったものの、その後は無失点で切り抜けた。

 今季初の対外試合となった前回2月25日の練習試合・ロッテ戦(サンマリン宮崎)では制球に苦しみ、4回8安打6失点と炎上。オリックスとの開幕戦(3月25日、西武プリンス)へ不安を残した。この日は4点のリードをもらって初回のマウンドに上がると、1死から哲朗を歩かせた後、ゴームズ、ウィーラーにともに左前に運ばれて失点。しかし牧田を捕ゴロに仕留めると、続く栗原は空振り三振に斬って1失点でしのいだ。

 その後は制球が安定し、3イニング連続で三者凡退。2回には1死から注目のルーキー・オコエを空振り三振に斬った。しかし5回は先頭の茂木に二塁内野安打を許すと、続くオコエには初球の146キロ直球を左前に運ばれ無死一、二塁のピンチ。川本を歩かせて満塁としたが、福田を右飛に打ち取ると哲朗は二ゴロ併殺に仕留めて無失点で切り抜けた。

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2016年3月3日のニュース