ＤＶ規範違反初の処分　チャプマン３０戦出場停止

　大リーグ機構は１日、ヤンキースのアロルディス・チャプマン投手（２８）に対し、ドメスティックバイオレンス（ＤＶ）の規範に違反したとして開幕から３０試合の出場停止処分を科した。キャンプ参加、オープン戦出場に問題はなく、５月９日に復帰が可能となる。

　同投手は昨年１２月、恋人と口論し駐車場に銃弾を発砲、首を絞めたなどの騒動が発覚。レッズからドジャースへのトレードが破談となり、のちにヤ軍移籍が決まった。機構と選手会が新たに設けたＤＶ規範で選手が処分されるのは初。異議申し立ては行わず、処分を受け入れる方針という。