日本ハムが薬物乱用防止講習会　清原容疑者の事件に言及

　日本ハムは３日、札幌市内で薬物乱用防止講習会を行った。北海道警薬物銃器対策課から担当者を招き、栗山英樹監督やコーチ、大谷翔平投手ら選手が受講した。講習会は毎年実施されているが、今回は覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕された元プロ野球選手の清原和博容疑者の事件について言及し、薬物使用の脅威が説明された。

　講習では薬物によって一気に功績を否定されてしまう社会的制裁の重さなどについても説かれた。ドラフト１位新人の上原健太投手（明大）は「プロ野球選手にとって恥ずかしいことだし、信用を失ってしまう。より一層気をつけなければならない」と表情を引き締めた。