日本ハムドラ4平沼「まず野手で成功を」あらためて二刀流意欲

[ 2016年1月30日 14:23 ]

ニッポンハムグループの展示会に参加した日本ハムの新人たち。前列左から井口、田中2軍監督、平沼、後列左から吉田、横尾、田中

 日本ハムの新人5選手が千葉・幕張メッセで開催したニッポンハムグループ展示会にゲスト出演。ドラフト4位の平沼翔太内野手(敦賀気比)は、2年連続7度目のセンバツ出場を決めた母校の後輩に「そう立てる場所じゃない。思い切り楽しんでプレーしてきて欲しい」とエールを送った。

 昨春は敦賀気比のエースとして頂点に導いた右腕だがプロは内野手としてのスタート。「心の整理は出来ている。まずは中島卓さんのように堅い守備で野手として成功したい」と展示会来場者の前で抱負を語った。ただ、栗山監督からは「投手の夢も諦めずに持っておけ」と伝えられている。二刀流についても、この日あらためて「将来的には大谷さんのような打って投げられる選手になりたい」と挑戦したい意向を明かした。

 展示会には米アリゾナ州ピオリアでの春季キャンプに参加する1位・上原(明大)、2位・加藤(新日鉄住金かずさマジック)と、卒業式のため大阪に戻った8位・姫野(大阪偕星学園)を除く、3位・井口(東農大北海道オホーツク)、4位・平沼、5位・田中(日本文理大)、6位・横尾(慶大)、7位・吉田(東海大)と田中2軍監督が参加。

 また、会場の大画面にはネット回線を使ってピオリア滞在中の栗山監督がサプライズ登場。「素晴らしい環境で選手はワクワクしている」と生報告した。

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2016年1月30日のニュース