阪神大震災から21年 県内屈指の進学校・長田に春が来た!

[ 2016年1月30日 07:13 ]

センバツ出場が決まり喜びのジャンプをする長田ナイン

 95年の阪神大震災から21年、長田(兵庫)は春夏通じて初の甲子園切符を手にした。

 部員は誰も生まれていなかったが、永井伸哉監督の実家は全壊。曽祖母が犠牲になった主将の三宅智は「被災地の学校が活躍する姿を復興の証として見せたい」と決意を込めた。毎年、東大や京大など国公立大に200人以上の合格者を出す県内屈指の進学校。1日最大3時間しか練習時間は確保できないが、昨年100以上の練習試合をこなし力をつけた。最速140キロのエース園田は近畿No・1右腕とも称される。抽選日は東日本大震災が起きた3月11日。特別な思いを胸に初の聖地に乗り込む。

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2016年1月30日のニュース