ツインズ本拠地 防球ネット設置にクレーム殺到「外野席の方がまし」

[ 2016年1月30日 09:45 ]

ファンに対してファウルボールと飛んでくるバットに注意を促す表示 (AP)

 ツインズは29日、本拠地ターゲット・フィールドのダッグアウト後方に高さ6~7フィート(約1メートル80~2メートル10)の防球ネット設置を決めた。

 ファンにファウルボールが直撃するなどの事故が多発したことを受け、大リーグ機構は昨年12月に防球ネット設置に関するガイドラインを作成。各球団に対してネットの設置を推奨し、これにツインズ が倣うかたちとなった。事故の影響もあり、全米のファンはネット設置をおおむね歓迎するムードではあったが、ミネソタのファンはこの決定に納得いかないようだった。

 ターゲット・フィールドのダッグアウト付近の席は、他の球場に比べると打席までの距離が近く、ツインズ側も「これが適当である」とネットの設置を決めたのだが、これを伝えた記者のツイッターにはクレームが殺到。球場の臨場感を楽しみにしているファンからは「席が安っぽくなる」、「ネットがあると、全く違った風景となってしまう。もうあの席には座らない」、「(ネットのない)外野席の方がまし」といったコメントが寄せられていた。

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2016年1月30日のニュース