DeNA山崎康に新人王先輩・阿波野&木佐貫氏が金言

[ 2015年12月13日 05:30 ]

子どもたちにプレゼントを渡す山崎康(左)

 DeNAの山崎康が都内ホテルで開かれた亜大野球部OB会主催のパーティーに出席し、セ・リーグ新人王受賞の祝福を受けた。語学留学と自主トレのため渡米し、前日の夜に帰国したばかりだったが「環境のいいところで野球の練習を始めている」と疲労の色一つ見せずに話した。

 パーティーには約500人が出席し、歴代新人王からプロ2年目に向かう心構えを説かれた。近鉄時代の87年に新人王を獲得した巨人・阿波野秀幸3軍投手コーチからは「僕は2年目のキャンプで球が走らず、投げるのをやめ走り込んだ。走ることは投手の基本。頑張ってほしい」と激励された。巨人で03年に新人王となり、今季限りで現役を引退した木佐貫洋氏からは「休む期間が長すぎるのは危険だが、精力的に動いているようだから大丈夫。肩肘に気をつけて」とねぎらわれた。

 13日に再渡米する弾丸日程だが、山崎康は「先輩方にいろんな話を聞けたし、あらためて亜細亜で4年間やれて良かった」と感激の面持ちを浮かべた。米ロサンゼルスでは亜大出身のソフトバンク・東浜と合同で年末まで練習する予定。新人最多の37セーブをマークした今季を踏まえ「短い間だけれどいろいろなことを吸収したい。来季は40セーブが目標」と飛躍を誓った。(松井 いつき)

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2015年12月13日のニュース