ジーター氏 引退後の生活をエンジョイ「寂しく思うことはない」

[ 2015年12月13日 13:35 ]

元ヤンキースのデレク・ジーター氏 (AP)

 ヤンキース一筋で20年間活躍し、昨季限りで現役を引退したデレク・ジーター氏(41)が12日、自身が主催したイベントに登場。メディアの取材に対して「引退後の生活を楽しんでいる」と語った。

 イベントが開催されたミシガン州カラマズーはジーター氏が4歳から過ごした思い出の地。ホームタウンのファンから現役時代と変わらない歓迎を受けたヤンキースの元スター選手は「現役時代の20年間は、自分のすべてを野球に注いできた。すばらしい野球人生だったよ。若い頃はプロになるのが夢で、ヤンキースでプレーするのが夢だった」とその輝かしいキャリアを振り返った。

 ただ、「プレーできなくて寂しく思うことはない」ときっぱりと述べ、もう野球に対する未練がないことも付け加えていた。「野球選手として自分は終わり、今は興奮を覚え、情熱を傾けるものがある」。引退後に立ち上げたスポーツ選手の声を発信するニューメディア「ザ・プレーヤーズ・トリビューン」について語るその姿は、充実感に満ちていた。

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2015年12月13日のニュース