松井裕、シーズン中の配置転換なし 抑えか先発か未定も“負担”考慮

[ 2015年12月13日 08:55 ]

コボスタ宮城の室内練習場でキャッチボールをする松井裕

 楽天の梨田監督が松井裕の来季の起用法について、シーズン中の配置転換は行わない考えを示した。「持ち場が変われば調整も必要になるし、彼もまだ20歳。シーズン中に配置換えということはしない」と話した。

 左腕は2年目の今季、2月中旬に救援投手に転向。守護神候補のミコライオが椎間板ヘルニアで離脱したことで抑えを任され、63試合で球団最多33セーブ、防御率0・87と好成績を残した。現時点では来季も抑えをやるか、先発に再転向するか未定だが、指揮官は年内にどちらかに決定する方針。シーズン中や開幕前の配置転換は、まだ若い松井裕にとって負担になると考えた。

 松井裕はこの日、コボスタ宮城の室内練習場で釜田とキャッチボールなどで体を動かした。前夜は球団OBの田中将大(ヤンキース)や則本らの食事会に参加。「5時間、しゃべりっぱなしでした」と先輩たちと話に花を咲かせた。一方で「太りやすいので食べ過ぎないようにしている」と現在80・5キロの体重維持にも気を配っている。先発でも抑えでも1年間、フルに戦うため、オフも自制に努める。(徳原 麗奈)

続きを表示

2015年12月13日のニュース