メイズ&故ベラ両氏に大統領自由勲章授与 球界からは過去7名

[ 2015年11月25日 11:59 ]

ウィリー・メイズ氏(左)は米国のオバマ大統領から大統領自由勲章を贈られる (AP)

 米国のホワイトハウスで24日、大統領自由勲章の授与式が行われ、メジャー史上4位となる通算660本塁打をマークしたウィリー・メイズ氏(84)とヤンキース黄金時代のスター捕手として10度のワールドシリーズ制覇を果たし、9月に90歳で亡くなった故ヨギ・ベラ氏が、文民に贈られる最高位の勲章を贈られた。

 ホワイトハウスによると大統領自由勲章の対象者は、「米国の国益や安全、世界平和の推進、文化活動、その他の公的・個人的活動に対し、特別に賞賛に値する努力や貢献を行った個人」とあり、球界からは過去にジョー・ディマジオやハンク・アーロンら7名が授与されている。

 授与式ではバラク・オバマ大統領(54)が直々に勲章をメイズ氏の首にかけ、「私が大統領へ立候補しようと思ったのは、彼のような偉人がいたからこそとも言える」と賛辞を送った。

 メイズ氏は外野手として1950年代から70年代にかけてジャイアンツ、メッツで活躍。オールスター戦には54年から68年まで20年連続で選出され、ゴールドグラブ賞は57年から68年まで12年連続で受賞した。79年に米国野球殿堂入り。

 ベラ氏は1940年代から60年代にかけて活躍。オールスター戦には48年から62年まで15年連続で選出され、MVPは3度受賞している。72年には米国野球殿堂入り。9月22日に老衰のため死去した。

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