全盛期の投球披露へ!リンスカムが来年1月に異例の“品評会”実施予定

[ 2015年11月25日 10:05 ]

ティム・リンスカム投手 (AP)

 NBCスポーツなど米国の複数メディアは24日、今オフにジャイアンツからフリーエージェントとなっているティム・リンスカム投手(31)が、獲得に興味のある球団に対して自身の投球を披露する“品評会”を行う予定だと報じた。

 リンスカムは9月に股関節の手術を受け、現在はアリゾナでリハビリ中。同投手は股関節の痛みがなくなれば、全盛期に比べて9キロほど落ちた速球のスピードを取り戻せると考えているという。手術直後は復帰まで5カ月と伝えられていたが、順調な回復ぶりで、“品評会”は来年1月に行われるとのこと。すでに複数の球団が獲得に興味を示しているそうだ。

 メジャー9年目となった今季のリンスカムは、股関節の手術以外にも、6月には右肘に打球を受けて故障者入りするなど災難続き。15試合の登板で7勝4敗、防御率は4・13という成績だった。通算では269試合に登板して108勝83敗、防御率3・61。サイ・ヤング賞には2008年と09年に2回輝き、13年と14年には2年連続で無安打無得点試合を記録している。

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