銀次「最強の2番になりたい」首位打者&10発目標

[ 2015年11月25日 05:30 ]

10%ダウンでサインした銀次

 楽天の銀次が仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、900万円減の8100万円でサインした。今季は5月下旬に左すねを骨折し、約3カ月離脱。打率・301ながら出場は82試合にとどまり、4年ぶりに規定打席に満たず「これだけ離脱したのは初めて」と悔しさをにじませた。

 梨田新監督は2番で使う構想を持つ。「2番を打つなら、最強の2番打者になりたい。長打が打てる、出塁できる、ヒットが打てる、盗塁ができる…それはないか」とオチを付けたが、指揮官の起用に応えるつもりだ。

 今季のセ・リーグを制したヤクルトは川端が打率・336で首位打者を獲得。攻撃的2番として機能した。「来年は首位打者を獲り、10本塁打が目標。2番に銀次がいたら嫌だなという選手になりたい」。この秋、長打力アップを狙った筋力トレーニングで体重は3キロ増の82キロとなった。川端と同じように、最下位からの優勝へチームを頂点に導く。 (徳原 麗奈)

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2015年11月25日のニュース