フォーム乱れ直球不安定 ロッテ田中「特に1軍では力みが」

[ 2015年11月25日 09:05 ]

ルーキーイヤーを振り返った田中

ロッテ田中「通信簿」

 昨年10月のドラフトでロッテから2位指名された田中英祐投手(23)は、京大出身初のプロ野球選手として大きな注目を集めた。1年目のシーズンを終えた右腕が自身の「通信簿」をつけてルーキーイヤーを振り返った。

【心技体の「技」は35点】
 最速149キロの直球と多彩な球種、そして腕の振りが田中の武器。特に手応えを感じたのはフォークだ。「フォークは低めに投げられれば、プロでも決め球になると感じた」。課題は、直球だった。オープン戦から4月中旬までは安定した投球を見せていたが、1軍で結果を残せなかった。

 「最初のころは良かったんですが、フォームでトップの位置が固まらなくなっていった。特に1軍での試合は力みが強くなってしまって」

 5月に2軍へ降格した後も修正できないままシーズンを終えた。シーズン中は何度も大学時代の映像を見直した。「大学時代のイメージにプロで学んだことを上積みさせていたけど、ベースのイメージが少しずつずれていって。途中からは大学時代に戻そうと思ってやっていたのですが」。秋季キャンプではシャドーピッチングでフォームを固め、キャッチボールで力まずに投げる感覚を取り戻す基礎練習を繰り返した。

 ▼小谷2軍投手コーチ「技」の評価 投球動作の中で、軸移動がぶれていた。全力でなければ投げられないので、軽く投げる技術を身につける必要がある。しっかり腕を振れるのが田中の魅力。「腕を振る=全力」ではない。その感覚やコツをつかめば制球難も解決するはず。独特のフォームで投げる選手だが「田中流」の家元になればいい。

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