1軍への恐怖感を収穫に ロッテ田中「また1軍で投げたい」

[ 2015年11月25日 09:06 ]

タイヤを使った下半身強化に取り組む田中

ロッテ田中「通信簿」

 昨年10月のドラフトでロッテから2位指名された田中英祐投手(23)は、京大出身初のプロ野球選手として大きな注目を集めた。1年目のシーズンを終えた右腕が自身の「通信簿」をつけてルーキーイヤーを振り返った。

【心技体の「心」は50点】
 精神面の重要さを痛感した一年でもあった。「自分の中で“常に良くないと駄目”という考え方をしていた。それで気持ちが息切れしてしまった」。理想と現実のギャップを埋められず、精神的に自分を追い詰めてしまっていたという。「相手を“プロ野球選手”と思って見ちゃっていましたね。大学時代は自分の方が相手よりメンタルで優位に立っていたんですけど」。無意識のうちに相手を上に見てしまっていた。

 プロの高くて厚い壁を思い知った。「早く1軍のマウンドに戻りたいと思っていたけど、徐々にそうは思えなくなっていた」。マウンドに上がることに恐怖感すら覚えた時期もあったという。だが現在は「また1軍で投げたい」との気持ちが強くなっている。見失いかけた目標を取り戻した。

 ▼川越2軍投手コーチ「心」の評価 今季の田中は精神面の影響を大きく受けていた。焦りもあって考えすぎている部分があった。投手はよく「メンタルが80%」と言われる。マウンドで弱気な部分が顔をのぞかせると一気にほころんでいってしまう。うそでもいいから強気を貫くこと。能力は高いので自信さえ取り戻せば、ガラッと変わるはず。

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