巨人　田口　想像以上の186％アップ「来年は６本の柱に、と言われた」

契約更改を終え、記者会見に臨む田口

　巨人の田口が２５日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、１１７０万円増の１８００万円でサインした。

　大幅１８６％アップの高卒２年目左腕は「想像以上の額だったので、すごくびっくりしました。今年の投げっぷりを見てもらって、来年は６本の柱に入れるように、と言って頂いたので、絶対入ってやるぞという強い気持ちを持ってオフは過ごしていきたい」と満面の笑みで「開幕ローテーション入り」を来季の目標を掲げた。

　今季は４月１１日のヤクルト戦（東京ドーム）でプロ初登板初勝利を飾るなど１３試合に登板し、３勝５敗、防御率２・７１の成績を残した。今オフはさらなる飛躍に向けて、１２月中旬から米ハワイに渡り、西村とともに合同自主トレを行う予定だ。課題に「投げるスタミナ」を挙げ、「５回、６回の壁と投手コーチからも言われている。もっと長いイニングを投げられるスタミナをつけて、完投、完封できるような投手になりたい」と気を引き締めた。