四国ＩＬ愛媛の河原が引退　元巨人ドラ１…一度は中日で復活も

河原純一

　四国アイランドリーグｐｌｕｓ・愛媛は２７日、河原純一投手（４２）が現役引退することを発表した。２８日に会見を行う。

　河原は川崎北、駒大を経て９４年のドラフト１位（逆指名）で巨人に入団。１年目に自己最多となる８勝を挙げた。その後抑えなどで活躍し、０２年には２８セーブを挙げて日本一に貢献した。０５年に後藤光貴との交換トレードで西武へ移籍。右ひざの故障などもあり、０７年オフに戦力外通告を受けた。その後１年間、母校の駒大などでトレーニングを積み、テストを受けて中日入り。０９年には４４試合に登板する活躍を見せたが、１１年に戦力外通告を受け退団した。その後、１２球団ライアウトを受けたものの獲得球団はなく、１２年に愛媛入りを決めた。プロ野球通算２７５試合に登板し、３１勝４２敗４０セーブ。防御率は４・２６。１５年は肩痛のため４月に練習生に降格し、公式戦登板はなかった。