広島戦力外通告 篠田「やり切った」鈴木将「10年も…感謝」

[ 2015年10月27日 06:23 ]

広島を戦力外となった篠田

 広島は26日、篠田純平投手(30)、鈴木正光外野手(28)、武内久士投手(27)、育成のダニーロ・デヘスス投手(27)の4選手に来季の契約を結ばないことを通告した。

 篠田は07年大学・社会人ドラフト1巡目で入団。貴重な左腕として通算20勝をマークした。しかし8年目の今季はプロ入り後、初めて1軍登板なし。「自分の出し切れる力は出したつもり。すがすがしいというか、やり切った気持ち」と時折、笑顔も見せた。

 05年高校生ドラフト1巡目で入団した鈴木将は「結果を出していない僕に10年も野球をやらせていただいて、球団には感謝しかない」とし、09年ドラフト3位の武内も「6年間、見てくれて感謝しています」と話した。

 篠田は現役引退の意向を示し、他3選手の今後は未定。今月1日に通告を受けた河内、岩見、池ノ内、中村憲、育成の森下と合わせ、ここまで9選手が戦力外となった。

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2015年10月27日のニュース