阪神 中村GMお別れの会 11月19日に甲子園で

[ 2015年10月27日 05:30 ]

阪神の故・中村GM

 阪神は26日、9月23日に脳出血で66歳で急死した中村勝広ゼネラルマネジャー(GM)のお別れの会を11月19日に行うと発表した。午前11時から甲子園球場で行い、ファンの参列も受け付けるが、香典、供花、供物は辞退。吉田義男氏が弔辞を読み上げる。通夜・告別式は9月中に千葉市内ですでに密葬で執り行われている。

 中村GMは成東高から早大を経て71年ドラフト2位で阪神入団。二塁手として活躍し939試合で打率・246、76本塁打、219打点の成績を残した。82年に引退後は阪神2軍監督、作戦コーチなどを経て90年に阪神監督就任。92年はシーズン終盤まで優勝を争い2位。95年7月に辞任した。03年10月にオリックスのGMとなり、06年は同球団監督として11年ぶりに現場復帰。監督通算成績は7シーズンで373勝487敗7分け、勝率・434。09年まで同球団本部長などを歴任。12年9月、阪神球団初となるGMに就任した。

 韓国や中南米にまで外国人調査におもむくなど、これまで呉昇桓、ゴメスらの獲得に尽力。昨季は日本シリーズに進出するなどチームの躍進を陰で支えていた。

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