長嶋さんは2試合に渡っての3打席連発…V6達成した1970年

[ 2015年10月27日 20:52 ]

<ヤ・ソ>5回2死一塁、山田が左越えに3打席連続となる逆転2ランを放つ

日本シリーズ第3戦 ヤクルト―ソフトバンク

(10月27日 神宮)
 ヤクルトの山田哲人内野手(23)が27日、日本シリーズタイとなる3打席連続本塁打を放った。日本シリーズでの3打席連続アーチは1970年の長嶋茂雄(巨人)以来45年ぶり2人目の快挙。

 45年前は巨人とロッテが日本シリーズを行い、巨人が2勝で迎えた10月31日の第3戦(東京スタジアム)、3―3で迎えた延長11回に、内野安打と敵失で進塁した王を二塁に置き、長嶋が日本シリーズ史上初の通算20号となる2ランを左翼へ叩き込んだ。これが決勝点となり、5―3で巨人は日本一に王手を掛けた。

 翌11月1日の第4戦(東京スタジアム)にも高田が先頭打者弾を放ち、長嶋は1死一塁で回ってきた第1打席で左翼へ2ラン。3回には、王が右翼へ本塁打を放ったのに続くアベック弾を左翼に放った。しかし、試合は5―6で敗れ、日本一はお預けに。

 結局、第5戦に巨人が勝ち、6連覇を達成した。長嶋はシリーズMVPに輝いている。

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