大谷、投手3冠も慢心なし!運転免許もメジャーも「まだ」

[ 2015年10月16日 06:11 ]

秋晴れの空の下で練習を再開した大谷

 4年目への再始動だ。日本ハムの秋季練習が15日に札幌市内の室内練習場と千葉・鎌ケ谷の2軍施設で始まり、大谷は投手主体の鎌ケ谷組に参加。15勝、防御率2.24、勝率.750で3つの投手タイトルを獲得した今季を振り返り「一回リセットしたい。うまくなることだけを考えて、もう一回り大きくなりたい」と力強く語った。

 CSファーストSではチームに貢献できず敗退。花巻東時代からメジャー志向が強いが、飛躍の3年目を終えても「まだ(そのレベルに)達していない」と痛感する結果となった。「技術が固まっているわけでも、フィジカルが完成されているわけでもない。一日も無駄にできない」。昨オフに続き、今年中の運転免許取得も断念。11月に侍ジャパンで出場する「プレミア12」を控えるが、目いっぱい自らを追い込む。

 今季の投球回は160回2/3。打者として後半戦は全て代打出場だったこともあり、厚沢投手コーチは「イニングはもっと増やせる」と200イニングクリアを視野に入れる。大舞台で勝負強さを発揮する真のエースになるために、大谷は走り続ける。(柳原 直之)

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2015年10月16日のニュース