ヤクルト、日本S出場王手!6回4安打の館山から5投手で完封リレー

[ 2015年10月16日 21:27 ]

<ヤ・巨3>6回1死一塁、巨人・長野を遊ゴロ併殺打に打ち取ったヤクルト・館山は打球を指差す

セ・リーグCSファイナルステージ第3戦 ヤクルト2―0巨人

(10月16日 神宮)
 セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(6試合制)第3戦が16日、神宮球場で行われ、レギュラーシーズン覇者のヤクルトが同2位の巨人を2―0で撃破。優勝チームのアドバンテージを含めて3勝1敗とし、ソフトバンクと対戦する24日からの日本シリーズ出場に王手をかけた。

 ヤクルトの館山、巨人の菅野と両先発の投げ合いで5回まで互いにゼロ行進。ようやくスコアボードに得点が刻まれたのは6回だった。ヤクルトはこの回、先頭の川端が右前打で出塁したのを足場に山田の四球、畠山の左前打で無死満塁とし、雄平の遊撃への併殺打の間に1点を先制。さらにバレンティン死球で2死一、三塁としてから今浪が左前に適時打を放って1点を加えて2点をリードした。

 巨人はヤクルト先発の館山に6回4安打に抑えられ、7回は2番手・秋吉に3者凡退。8回は代打・井端が秋吉から四球を選んで出塁したが、続く立岡が3番手・久古に二塁ゴロに倒れると、代打・アンダーソンが4番手・オンドルセクに三振を喫すると同時に立岡が二盗に失敗でチェンジ。9回は5番手の守護神バーネットから先頭・坂本の右前打と阿部の四球で無死一、二塁としたが、長野が遊撃への併殺打に倒れ、代打・高橋由は空振り三振に終わった。

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