西武 嶋コーチ、愛弟子・森に「スーパースター」指令

[ 2015年10月16日 05:30 ]

秋季練習で笑顔を浮かべながらダッシュする西武・森

 西武の秋季練習で、嶋打撃コーチが愛弟子・森の育成を大目標の一つに掲げた。2軍打撃兼外野守備走塁コーチから昇格した新1軍コーチは、来季3年目を迎える若獅子に「彼は厳しい目で見ている。スーパースターになってほしい」と期待。今季138試合の出場で打率・287、17本塁打を放った森は常々「本塁打より打率にこだわっている。3割を打ちたい」と話していて、「常時3割」が条件になる。

 開幕直前、不振で2軍落ちした森に1日600スイングのティー打撃を課し、スランプを脱出させたのが嶋コーチ。この日も森が「お願いします」と志願し、同コーチのトスボールを約10分間打ち込んだ。広島時代の04年、打率・337で首位打者に輝いた「赤ゴジラ」は「何十年と活躍するためには3、4年目にどれだけ鍛えられるかにかかっている」と腕をぶした。 (神田 佑)

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