メッツ リーグ優勝決定S進出王手!PS球団新13得点で圧倒

[ 2015年10月14日 05:30 ]

ナ・リーグ地区シリーズ第3戦の2回、メッツのグランダーソンは走者一掃の適時二塁打を放つ (AP)

ナ・リーグ地区シリーズ第3戦 メッツ13―7ドジャース

(10月12日 ニューヨーク)
 ア、ナ両リーグの地区シリーズは12日(日本時間13日)に4試合が行われ、全カード合わせて1日で21本塁打、61得点はともにポストシーズン新記録となった。ナ・リーグのメッツは自軍野手が第2戦での危険なスライディングで骨折させられ、遺恨ムード充満のドジャース戦に快勝。2勝1敗でリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。ア・リーグは2カードとも2勝2敗のタイとなり、最終第5戦にもつれた。

 ポストシーズン球団新の13得点で圧勝。打線をけん引したのは1番グランダーソンだ。
 「先制された後、とにかくランナーをためよう”と言い合ったんだ」。3点を先制された直後の2回、1点を返し、なお2死満塁から中越えに走者一掃の逆転二塁打。7回にも2点二塁打を放ち、ポストシーズン球団最多タイの5打点を挙げた。第2戦ではド軍アットリーのスライディングで遊撃手のテハダが右腓骨(ひこつ)骨折の重傷。先発を外れたアットリーを侮辱するコールが客席から何度も起きたが、報復死球などはなし。テリー・コリンズ監督は「試合前にコミッショナーと両GM、監督で、“試合を問題なく進めないといけない”と確認し合った」と説明した。
 09年開場で13年の球宴以外では最多の4万4276人が集結した本拠シティ・フィールド。2勝1敗とし、初のポストシーズン開催でリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。 (春川 英樹)

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2015年10月14日のニュース