野球賭博問題 NPB、職員&審判員からの聞き取り開始

[ 2015年10月10日 05:30 ]

 野球賭博問題を受け、日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は9日、NPB職員と審判員に対し、聞き取りを開始したことを明かした。「全員、順次やっていく。法令順守について聞きます」。審判に対してはセは杵渕和秀統括、パは仲野和男統括が、職員に対しては内部監査室が、それぞれヒアリングを行う。

 また、井原事務局長は巨人・福田が野球賭博に関与していた問題について、巨人から報告があった5日と、コミッショナーに告発があった7日に、関係省庁に電話で報告したことを明かし「(スポーツ庁から)きちんと解明してくださいとのお言葉もいただいている。今後も必要に応じて適切に報告する」とした。

 楽天は、安部井寛チーム統括本部長が14日から始まる秋季練習で注意喚起する方針を示し、「不安に思うことがある選手は、個別に申し出てもらいたい」と語った。

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2015年10月10日のニュース