明大・高山が通算128安打 48年ぶり六大学記録更新、三塁打で決めた

[ 2015年10月10日 16:08 ]

<東京六大学リーグ 明大・東大>7回無死、明大・高山は通算128安打となる左中間三塁打を放つ

 東京六大学野球リーグ第5週第1日は10日、神宮球場で1回戦2試合が行われ、明大の高山俊外野手(4年)が第2試合の東大1回戦での7回の第4打席に左中間三塁打を放ち通算128安打とし、リーグ最多記録を更新した。

 高山は、神宮のバックスクリーンに新記録達成を知らせる文字が映し出されると場内から拍手がわき起こった。高山は三塁ベース上でヘルメットをとり、2度お辞儀した。

 第1打席は二ゴロ、第2打席は四球、第3打席は投ゴロだった。試合は明大が2―1で勝った。

 1年春からレギュラーとして出場し、全シーズンで2桁安打を放ってきた高山は4年春までに117安打。ラストシーズンの今秋も5試合で10安打を積み上げ、明大の高田繁(70、現DeNAゼネラルマネジャー)が1964~67年に樹立したリーグ最多安打記録を48年ぶりに更新した。

 ◆高山 俊(たかやま・しゅん)1993年(平5)4月18日、千葉県生まれの22歳。小1から野球を始める。七林中では船橋中央シニアに所属。日大三では1年秋からベンチ入り。春夏通算3度甲子園に出場し、2年春準優勝、3年夏に全国制覇。明大では1年春からベンチ入りし、1年春、2年秋、3年春秋、4年春にベストナイン。1メートル81、84キロ。右投げ左打ち。

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