即戦力捕手を補強!阪神、トヨタ自動車・木下をドラフト指名へ

[ 2015年10月10日 11:15 ]

トヨタ自動車・木下拓哉

 即戦力捕手をロックオン!阪神が22日のドラフト会議でトヨタ自動車・木下拓哉捕手(23)を指名する方針であることが分かった。9日は西宮市内の球団事務所でスカウト会議を開き、1位候補を12人に絞り込んだ。

 阪神は今秋ドラフトで積年の課題としてきた正妻候補の獲得に動く方針を固めた。“恋人”は攻守にバランスが整った大型捕手、トヨタ自動車の木下だ。球団幹部も「球団としては、今年の捕手でナンバーワンの評価をしています。守る方も打つ方も、即戦力として評価しています」と高評価を寄せた。

 1メートル83、92キロと堂々たる体格に恵まれ、遠投120メートル、二塁送球時間は1・9秒を切る強肩が武器。魅力は、それだけではない。リード面など捕手にとって最も必要な要素であるインサイドワークでも社会人球界で随一という評価を得ている。勝負強い打撃も持ち合わせ、担当の北村スカウトも「大学、社会人を含め、総合的なバランスは一番。地肩の強さを感じさせるしフットワークもいい。右へ打てる技術もあるし打撃でも使える」と評価している。

 法大4年時にもプロ志望届を提出しながら、無念の指名漏れ。その悔しさを胸に進んだ社会人野球の強豪トヨタ自動車では、入社1年目から正妻の座を勝ち取った。まさに、「即戦力」の呼び名にふさわしい逸材だ。

 いまの猛虎にとって、どうしても必要なピースだ。今季は2年目の梅野が打力を買われて正捕手候補と目されながらリード面で未熟さを露呈…。結局は鶴岡、藤井の守備力に頼らざるをえなかった。いつまでもベテラン頼みというわけにもいかない。梅野に刺激を与えるという意味でも、同世代で守備力が高い木下を戦列に加え、捕手の層を厚くしたいところ。それが待望の正妻誕生への近道になるというわけだ。

 22日のドラフト会議を控えて西宮市内の球団事務所ではスカウト会議を開催。全体の指名候補として約70人をリストアップし、1位候補も12人に絞り込んだ。その上で佐野仙好アマ統括スカウトは「4、5人は(獲得に)いきたい」と見通しを立てた。1位指名候補の筆頭には、県岐阜商・高橋、明大・高山の2人を挙げたもよう。2位以降で将来の正妻候補の指名・獲得を狙う構えだ。

 ◆木下 拓哉(きのした・たくや)1991年(平3)12月18日生まれ、高知市出身の23歳。旭東小2年から「旭東スポーツ少年団」で野球を始め、投手。高知中では2年まで控え投手。高知高では2年春から正捕手で08年夏、09年夏に甲子園出場。法大では2年春からリーグ戦に出場し3年秋はベストナイン。14年にトヨタ自動車へ入社。50メートル走6秒5。遠投120メートル。1メートル83、92キロ。右投げ右打ち。

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