小高工時代は3年間仮校舎…法大・菅野、リーグ戦初先発初勝利

[ 2015年9月28日 05:30 ]

<慶大・法大>リーグ戦初先発で初勝利を飾った法大・菅野

東京六大学野球秋季リーグ戦第3週第2日 法大4-1慶大

(9月27日 神宮)
 法大は小高工(福島)出身の1年生右腕・菅野がリーグ戦初先発で初勝利。3安打1失点で完投し「修正できたのが良かった」と131球を投げ抜いた。

 母校は南相馬市にあり東京電力福島第1原発事故の影響で高校時代は3年間、仮校舎で過ごした。3年夏に同県初の完全試合を達成しドラフト候補に挙がったが、プロ志望届は出さずに法大進学を決断した。

 今春は東大1回戦で敗戦投手になったが、秋に向けて切り替えた。第一歩を踏み出し「次も勝ちたい」と前を向いた。

続きを表示

2015年9月28日のニュース