ヤクルト 投打で隙なしマジック一気「1」 M点灯翌日にV王手

[ 2015年9月28日 21:25 ]

<ヤ・中>2回1死三塁、上田が右越えに今季第1号となる2ランを放つ

セ・リーグ ヤクルト6―2中日

(9月28日 神宮)
 138試合目にして優勝へのマジックナンバー「3」が点灯した首位ヤクルトが、投打で隙を見せることなく快勝。2位の巨人が阪神に敗れたため優勝へのマジックナンバーは「1」となった。ヤクルトは最短で29日にも2001年以来14年ぶりのセ・リーグ制覇が決まる。

 前日27日の2位巨人との天王山に競り勝ち、マジック「3」が灯ったヤクルト。この日は序盤の集中打で主導権を握った。1回1死二、三塁、畠山の遊ゴロの間に三走・上田が生還して先制。2回には今浪、中村の連続適時二塁打、さらに1死三塁から上田の今季1号となる右越え2ランでこの回4点を追加すると、8回には川端の右翼への8号ソロで試合を決定づけた。

 先発の杉浦は3回まで完全投球。5点リードの5回に四球と連打で無死満塁としてから、桂に右前適時打を許して1点を失ったが最少失点で切り抜け、5回2/3を投げ5安打2失点。以降は5人の盤石リレーで中日の反撃を許さなかった。杉浦は今季初勝利。

 中日は先発・山井が2回7安打5失点KOと大誤算。打線も5回無死満塁で1得点止まりと一気に畳み掛けることができなかった。

続きを表示

この記事のフォト

2015年9月28日のニュース