“大記録の先輩”野村謙二郎氏 柳田に太鼓判「40―40」狙える

[ 2015年9月16日 06:34 ]

今年2月に対談した野村氏(上)と柳田

パ・リーグ ソフトバンク1-6オリックス

(9月15日 京セラD)
 ソフトバンク・柳田が少年時代に憧れた「トリプルスリーの先輩」、スポニチ本紙評論家の野村謙二郎氏が快挙を祝福した。今年2月、ソフトバンクの春季キャンプを訪れ、トリプルスリーの目標を公言していた柳田と対談。今年のプレーに着目してきた。

 野村 1回だけでなく、この記録を2回、3回とできる選手だというイメージがあったので、対談の時は“君が一番近い選手だ”と話をさせてもらった。早速今年、1回目を成し遂げてくれたのはうれしい。おめでとう。

 対談中、昨季本塁打が15本だった柳田は「ホームランが一番の悩み。難しい」と打ち明け、野村氏は「15本打てているんだから、あとは逆回転の打球を増やしていけばいい」と助言していた。

 野村 どの方向にでも本塁打できる力はもともとあった。ただ、芯に当たった時に、打球にドライブがかかって距離が出ない傾向が見られた。ボールの下を叩いて逆のスピンをかけられれば、もっと楽に本塁打が打てるよ、と伝えた。僕が言ったからというのではなく、自分でコツをつかみ、慣れていった結果の30発だろう。

 柳田は広島市出身で88年生まれ。「カープの野村」は少年野球をしていた頃に最も輝いて見えた選手で、当時「野村モデル」のグラブを使っていたほど。対談の際も本人を前に「憧れ」「大好きでした」を繰り返した。

 野村 「カープ男子」だというし、頑張ってほしい。今の時代の子供たちに目標とされる選手になっていってほしいし、なれる。前人未到の複数回トリプルスリー、そして、メジャーでも4人(ホセ・カンセコ、バリー・ボンズ、アレックス・ロドリゲス、アルフォンソ・ソリアーノ)しかいない「40(本塁打)―40(盗塁)」を期待する。

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