地方球場でもビデオ判定適用 来季から導入の可能性も

[ 2015年9月16日 06:30 ]

 日本プロ野球選手会と日本野球機構(NPB)は15日、東京都内で事務折衝を行い、12日の阪神―広島20回戦(甲子園)で誤審が判明したことを受けて意見交換。セ・リーグの理事長を務める阪神・四藤慶一郎球団専務はビデオ判定を行っていない地方球場への適用拡大を検討していることを明かした。

 「今はCSで全試合放送されているので(ビデオルームの)場所さえあればできる。具体的に検討している」と語った。その上で「(改善策の中では)早いかもしれない」とし、来季から導入される可能性もある。地方球場のビデオ判定導入については、7月の12球団監督会議でも、ソフトバンクの工藤監督から提案されていた。

 また、誤審を認めた前日から2日で100件を超える抗議の電話がNPBに入った。

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2015年9月16日のニュース