筑波大野球部 豪雨被害の常総市でボランティア活動「日頃の成果が出せた」

[ 2015年9月16日 12:28 ]

茨城県常総市でボランティア活動する筑波大野球部のメンバー(川村卓監督提供)

 首都大学野球リーグ・筑波大野球部のメンバーらが15日、豪雨による鬼怒川の堤防決壊で大きな被害を受けた茨城県常総市でボランティア活動を行った。

 同部の川村卓監督によると、現在は秋季リーグ戦の真っ最中だが隣の市が被災したとあって、ボランティアに行くことを決断したという。総勢56人が野球部とつながりのある知人宅を中心に周辺の集落などで活動。道路や地面を覆っていた川の水が乾き始めて悪臭が漂う中、住宅内の泥のかきだしや家財の片付け、畳の運び出しなどを行った。

 川村監督は「私たちが得意とする力仕事が多かったこともあり、タイミングも合った。人海戦術で速やかに行動できて、日頃の成果が出せた。復旧作業はまだ始まったばかりで、被災された方々がいち早く普通の生活に戻れるようにと祈っている。また機会を見つけて参加したい」とした。

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