マー君「手応えがはっきりとあった」速球で押して3失点粘投

[ 2015年7月4日 13:38 ]

1回、失点に表情を曇らせるヤンキースの田中(AP)

ア・リーグ ヤンキース7―5レイズ

(7月3日 ニューヨーク)
 ヤンキース・田中将大投手が3日(日本時間4日)、レイズ戦に先発して、6回を6安打3失点で勝敗は付かなかった。田中は0―3とビハインドを背負って降板したが、その後に味方が追い付き、最後は延長12回に女房役のマキャンが逆転サヨナラ3ランを放って2連勝を飾った。

 田中はここ2試合はいずれも3被弾するなど、計13失点と精彩を欠いていた。結果的に自身に白星は付かなかったが、速球中心で押し攻撃的だった投球内容にははっきりと手応えを口にした。

 「初回の2失点というのは凄く反省しないといけないです。ただ2回以降はうまく修正できて、この2試合に比べると自分の中では手応えがはっきりとあった。次の登板は楽しみですね」

 ――速球中心の攻めだったが?

 「やはり真っ直ぐをしっかり投げられないと、変化球も生きてこない。これまでの試合に比べれば、真っ直ぐをコーナーにある程度は投げられたのかなと思います」

 ――気持ち的にも、技術的にも次につながる登板だったのでは?

 「数字だけ捉えられれば、今回も実力は出てなかったんじゃないかと言われると思うんですけど。自分の中では手応えを感じていますし、ここ2戦の内容とは大きく違うと思っています。次の登板でみなさんに満足していただける投球ができるよう、また頑張っていきます」

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2015年7月4日のニュース