中日 14安打も本塁遠く、満塁機2度逃し勝ち切れず

[ 2015年7月4日 20:36 ]

10回1死満塁の好機に空振り三振に倒れた中日の代打小笠原

セ・リーグ 中日3―3巨人

(7月4日 ナゴヤD)
 中日は2試合連続2桁安打となる14安打を浴びせたが、要所での一本が出なかった。混戦の上位から唯一、取り残されているだけに、谷繁監督は「借金9で引き分けは良くない。一つでも減らしていかないと」と悔しがった。

 とりわけ響いたのが満塁機を逸したこと。追い付かれた直後の4回は1死から上位の友永、平田が連続凡退。延長10回のサヨナラ機では、複数安打を放っていた桂に代打小笠原を起用して勝負をかけたが、あえなく空振り三振。ベンチ入り野手を全員使っても本塁は遠く、先月9日以来の連勝とはいかなかった。

 先発起用した若手の中には好結果を残した選手もおり、指揮官は「(今後はベテランとの)競争になると思う」と話した。

 ▼遠藤(2試合連続の1番でプロ初の3安打)「球が速い投手だったのでコンパクトに打ち返そうと心掛けた」

 ▼エルナンデス(3回に2点打)「内角を攻められていたので、何となく意識していた」

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2015年7月4日のニュース