マー君初回2失点も6回3失点3試合ぶりQS 試合はサヨナラ勝ち

[ 2015年7月4日 10:06 ]

レイズ戦に先発したヤンキースの田中(AP)

ア・リーグ ヤンキース7―5レイズ

(7月3日 ニューヨーク)
 ヤンキース・田中将大投手(26)は3日(日本時間4日)、ニューヨークでのレイズ戦に先発。初回に2失点したものの、6回6安打3失点にまとめ、3試合ぶりのクオリティースタート(6回以上で自責3以下)となった。8回に打線が奮起し同点に追いつくと、延長12回には劇的な本塁打でサヨナラ勝ち。田中には勝ち負けはつかなかった。

 直近の2試合はともに3発浴び計10回を13失点(自責点11)と精彩を欠いていたが、この日も立ち上がりから不安定な内容となった。二塁打と四球で無死一、二塁のピンチを招くとロンゴリアに先制の適時二塁打を浴び、ロニーに犠飛も許して初回に2失点。追い込んでからスプリットが甘く入った。

 2回は一転、決め球のスプリットが落ちるようになり、下位打線を空振り三振、三ゴロ、中飛。3回も空振り三振、三ゴロ、右飛と2イニング連続で三者凡退に抑えた。

 4回は先頭打者を左前打で出したものの、空振り三振と盗塁死で2死に。三塁内野安打を許したが、空振り三振で無失点に抑えた。

 5回は先頭のキーアマイヤーに右翼線三塁打を浴び、続くリベラに犠飛を打たれて3失点目。サイズモアに中前打されたが後続を三振ゲッツーに仕留め切り抜けた。

 6回は二ゴロ、投ゴロ、中飛と三者凡退。球数は96球となり、この回限りで降板した。

 試合は0―3で迎えた8回、1死一、二塁から4番のテシェイラが右翼席へ同点3点本塁打を放ち田中の黒星を消し、2点を追う延長12回裏にマキャンの劇的本塁打が飛び出しサヨナラ勝ちした。

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