糸井抹消で球宴辞退へ　右肘、右足首けが　復帰まで３～４週間

　昨季パ・リーグ首位打者のオリックスの糸井嘉男外野手が４日、右肘と右足首のけがのため、出場選手登録を外れた。３日に神戸市内の病院で「右肘内側側副靱（じん）帯損傷」と「右腓（ひ）骨筋腱損傷」と診断され、復帰まで３～４週間かかる見込み。１７、１８日のオールスターゲームにファン投票で選出されたが、球団広報が「ちょっと今の状況だと厳しい」と辞退する方向を示した。

　糸井は主将を務める今季７２試合に出場して６１安打にとどまり、打率２割２分９厘、７本塁打、３１打点と低迷していた。

　また、西野と塚原もともにけがのため、出場選手登録を外れた。２日の日本ハム戦（札幌ドーム）で右手首を痛めて途中交代した西野は３日に神戸市内の病院で「右有鉤（ゆうこう）骨骨折」と診断され、復帰まで約２カ月を要する見込み。１６日のフレッシュオールスターゲームを辞退した。塚原は右脇腹のけがで復帰まで約１カ月かかる見込み。