「正しいことしたかった」Aロッド、ボーナス寄付で球団と合意

[ 2015年7月4日 08:25 ]

本塁打で通算3千安打を達成した際の記念ボールを、ファンから受け取るヤンキースのロドリゲス(右)

 米大リーグ機構と大リーグ選手会は3日、ヤンキースのアレックス・ロドリゲス内野手が一定の成績に到達すれば受け取ることになっていたボーナスを寄付することで球団と合意したと発表した。総額350万ドル(約4億3千万円)が野球での青少年育成を目指す団体など複数の基金に寄付される。

 5月にウィリー・メイズを抜く通算661本塁打をマークした際、薬物規定違反で昨季全試合出場停止処分を受けたロドリゲスに対し、球団がボーナスを支払うかが注目を集めていた。ロドリゲスは合意を受け「正しいことをしたかった」と語った。

 また、ロドリゲスは本塁打で通算3千安打を達成した際の記念ボールを保持していたファンから受け取った。球団はその見返りとしてファンが支援する慈善団体に15万ドルを寄付する。(共同)

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2015年7月4日のニュース