中日・鈴木 悔しいプロ初先発「自分のミスから…」4回途中3失点

[ 2015年7月4日 18:30 ]

<中・巨>4回無死一、二塁、3者連続で四球を与えた鈴木はマウンドで座り込む

セ・リーグ 中日―巨人

(7月4日 ナゴヤD)
 中日2年目の20歳・鈴木がプロ初先発で3回0/3、5安打3失点。3回に連打を浴びて2点の先制を許し、味方が逆転した直後の4回に3者連続四球を与えたところで降板という結果に終わり、「自分のミスから失点したのを逆転していただいたのですが…」と無念のコメントを残した。

 13年秋のドラフト1位で入団した期待の右腕。昨季はルーキーながらリリーフで5試合に登板し、今季は6月26日の広島戦(マツダ)で先発予定だったが雨で流れ、仕切り直しのマウンドだった。

 1回いきなり1死一、二塁のピンチを招いたが、4番・阿部を内角の直球で空振り三振に斬る上々の立ち上がり。しかし3回、マイコラスに中前打を打たれると、長野は投ゴロ併殺に打ち取ったはずが自らの二塁送球がそれて1死二塁に。続く立岡に中越え適時三塁打、坂本にも左前適時打を浴びて2点の先行を許した。

 4回に入ると制球を乱し、3連続四球で無死満塁としたところで降板。ベンチに戻るとじっと前を見据え、悔しさをかみしめた。

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2015年7月4日のニュース