大和 今季2度目のマルチも…2度バント失敗「反省」

[ 2015年7月4日 08:14 ]

<D・神>5回1死満塁、大和が右前2点適時打を放つ

セ・リーグ 阪神3-4DeNA

(7月3日 横浜)
 小雨の降りしきる中、湿りがちだった大和のバットから快音が響いた。3回に6月24日の広島戦(富山)以来となる中前打を放つと、5回1死満塁では先制の右前2点打を放った。「チャンスだったので、とにかく前に飛ばそうと考えていました」。適時打に至っては実に6月16日の日本ハム戦(甲子園)以来。今季2度目のマルチも記録した。だが、当然ながら敗戦に笑顔はなかった。

 たび重なるバント失敗が痛かった。初回無死一塁、9回1死一塁の2度とも進められなかった。つなぎ役の役割をまっとうできず「反省する点が多いです」。とはいえ上本との1、2番コンビの復調は光明だ。ヤクルト3連戦は先発出場した1、2番が23打数1安打1四球と精彩を欠き、3連敗。それがこの日は、上本と大和で9打数3安打1四球2打点。次戦以降に望みをつなぐ一戦でもあった。(惟任 貴信)

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2015年7月4日のニュース