「岩隈を助けられなかった」マリナーズ指揮官、初回の守乱悔やむ

[ 2015年4月9日 17:09 ]

エンゼルス戦で今季初先発したマリナーズの岩隈 (AP)

ア・リーグ マリナーズ3―5エンゼルス

(4月9日 シアトル)
 マリナーズは序盤の大量失点が響き、エンゼルスとの開幕3連戦カード勝ち越しを逃した。

 今季初登板となる先発マウンドに臨んだ岩隈は初回、プホルスに2ランを浴びると、続くジョイスとフリースにも連打され1死二、三塁。この場面でアイバーのゴロを二塁手・カノがエラーを犯し、その間に二人の走者が生還。2回にもトラウトに犠飛を許し、昨季15勝を挙げた右腕は序盤に5失点を喫した。

 その後、マリナーズは3回にミラーのソロ、6回にはシーガーの2ランと2本の本塁打で追いすがったものの、あと一歩及ばなかった。

 岩隈は通訳を介して「完ぺきを求めすぎてストライクを取ることができず、結果として不利なカウントにしてしまった」とこの日の92球を反省。マクレンドン監督は「岩隈を助けることができなかった。いくつか当然決めなければいけないプレーがあったのだが…」と初回の守備の乱れを悔やんだ。

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