28年ぶり不名誉…ソフトB3戦連続無得点 投手出身工藤監督困った

[ 2015年4月9日 05:58 ]

<楽・ソ>ベンチで渋い表情の工藤監督
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パ・リーグ ソフトバンク0-1楽天

(4月8日 コボスタ宮城)
 ソフトバンクが28年ぶりの不名誉にまみれた。南海時代の1987年9月以来となる3試合連続無得点。

 打線の不調がサヨナラ負けを招き、投手出身の工藤監督は「(打撃は)分からない部分も多いが、一つ何かで狂うとなかなか立ち直れない。何となく理解できる」と苦い表情を浮かべた。打撃不振だった本多と今宮を先発から外し、明石と高田を起用と打線を組み替えた。だが、適時打が40イニング出ておらず、33イニング連続で得点が生まれていない深刻な状況に陥った。

 ◆1987年9月の南海(現ソフトバンク)3試合連続無得点

 ▽7日 日本ハム戦(後楽園)で間柴に3年ぶりの完封を許し、0―7。南海は先発・加藤伸が6回2/35失点KO。

 ▽8日 西武戦(西武)は延長11回で0―0のドロー。南海は山内孝が11回7安打無失点と粘り、西武も工藤が11回4安打無失点と譲らなかった。

 ▽9日 西武戦(西武)で松沼博に7回5安打無失点と粘られ、8回からリリーフした渡辺も攻略できず、先発・田島の6回2安打1失点の好投を見殺し。30イニング連続で無得点となった。

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2015年4月9日のニュース