グリエル夢は「ヤンキース」 大リーグ移籍解禁を期待

[ 2015年4月9日 05:30 ]

DeNAが契約解除を発表したユリエスキ・グリエル

 右太腿裏痛を理由に来日を拒否し、2日にDeNAから解雇されたユリエスキ・グリエル内野手(30)が米ヤフースポーツのインタビューに応じ、ヤンキースでプレーしたい意向を明かした。

 キューバのハバナ市内で行われた取材では、今後について「全選手の夢は最高のレベルでプレーすること」と大リーグ移籍を希望。希望球団を問われると即座に「ヤンキース」と答え、好きな選手も同球団で通算654本塁打のロドリゲスの名前を挙げたという。

 キューバ政府は大リーグ移籍を認めておらず、現状では同国から亡命する以外に大リーグでプレーする道はない。グリエルも同国政府の方針に背いて亡命する意思はなく、現在、米国―キューバ間で行われている国交正常化交渉で大リーグ移籍が解禁されるのを「待っている」と期待し、「そうすれば、我々は(大リーグで)プレーできる」と続けた。

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2015年4月9日のニュース